調査風景

少しだけ暖かく、過ごしやすい日が続いていましたね。
インフルエンザが流行りだしているみたいです。　
体調にはお気を付け下さい。

さて、調査は続いております。
今回の調査範囲はあまり広くはならない予定ですが、
濠をみるので深さがあります。
土管は取ってしまいましたが、水が流れるので、
どろどろになって作業が行われています。

機械掘削

11月６日月曜日から調査が始まっています。
今回は小規模な調査の予定です。

まずは機械掘削が行われました。
人力でも少し掘っています。
掘った穴の壁が崩れてこないように
土のうで補強した後、ブルーシートで覆って
あります。
見えているのは前からあった排水の
土管です。

発掘調査が始まります

11月６日から勝瑞城館跡にて発掘調査が
始まります。
東側の入り口正面のところを
調査するので、
お越しの際はご注意下さい。




また、１１月１２日（日）は、
勝瑞城館跡にてあいずみスマイリーマルシェが行われます。
マルシェ当日はステージイベントとして、
12時30分から「重見さんと勝瑞の歴史探訪ツアー」
が行われます。
マルシェについての詳しい情報は
こちら→公式フェイスブックの方でご覧下さい。

当日は混雑が予想されますので、
お気を付けてお越し下さい。

作業中

本格的に花粉の飛ぶ季節になってきました。

今は室内での作業を続けています。
作業のひとつに土器の復元というのもあります。

割れた破片として出土した土器を元の形に戻していきます。

バラバラの破片を


くっつけて、マスキングテープで
割れ口まわりを保護します。


アルミホイルで型を作って固定し、
そこに樹脂(クレイテックス)を入れていきます。


樹脂はすぐに固まってくるので、形を整えていき、
アルミの型を外します。
だいたい固まったら削って
さらにきれいな形にしていきます。


できあがりはこんな感じになりました。



割れる前の姿が取り戻せたと思います。
樹脂は完全に固まるともう少し白くなります。

展示室にある遺物の中にもこのように復元してあるものがありますよ。

土壌サンプル

今日は土壌サンプルの採取をしました。
１メートルぐらいの深さの穴を掘って、底の土を
分析してもらいます。
含まれている成分で色々なことがわかるらしいです。
以前の解析では池の水の流れる方向や、池に水がどんなふうに溜まって
いたのかなどが分かると聞きました。
今回はより深い場所の土壌なので、どういった結果が出るのでしょうね。


穴は深いのですぐに埋め戻す予定です。