勝瑞学講座PDF資料お久しぶりの投稿になります。
だいぶ空気が秋めいてきましたね。
皆様いかがお過ごしでしょう。
さて、令和になって初の勝瑞学講座の日程のお知らせです。
今回は、中世阿波における細川氏の実像について学習したいと思います。
令和元年度 勝瑞学講座
〜守護細川氏と勝瑞 T〜【第1回】 日時:12月14日(土)午後1時30分〜3時
内容:「中世阿波の信仰と細川氏」
〔講師〕長谷川 賢二 氏 (徳島県立博物館副館長)
多くの武将たちは神や仏を信仰していました。戦場で命のやり取りをする武将たちにとって
信仰心は非常に重要なことであったのです。ここでは、中世阿波の信仰と細川氏が
どのように関わっていたのかお話しいただきます。
【第2回】 日時:1月25日(土)午後1時30分〜3時
内容:「細川一族の文芸〜阿波細川氏を中心として」
〔講師〕須藤 茂樹 氏 (四国大学教授)
武将は文化面でも時代の先駆者であり、中央の文化人を庇護し、自らも様々な教養を身につけるなど、文化の育成・発展に多大な功績がありました。細川一族は文芸についてどのように考え、どのように受容し習得したのかお話しいただきます。
【第3回】 日時:2月22日(土)午後1時30分〜3時
内容:「戦国期の京都の景観と生活〜細川管領邸とその周辺」
〔講師〕山田 邦和 氏 (同志社女子大学教授)
中世日本最大の都市である京都の文化は、全国に大きな影響を及ぼしていました。
勝瑞は都を想定しうるローカルモデルとしての位置づけがなされる遺跡であると評価されています。
考古学が明らかにした戦国期の京都の景観やそこでの生活についてお話し頂きます。
【第4回】勝瑞城シンポジウム 〜中世細川氏の実像
日時:3月14日(土)午後1時〜5時
講演「細川澄元・晴元父子の上洛戦」
〔講師〕馬場 隆弘 氏(大阪大谷大学准教授)
阿波守護家出身の細川澄元は、宗家である細川京兆家の養子となりますが、すぐに京都を追われます。
それ以後に展開した、澄元と息子晴元による京都復帰計画についてお話し頂きます。
報告「阿波細川氏の遺跡としての勝瑞」
〔講師〕重見 博(藍住町教育委員会課長補佐)
勝瑞は、勝瑞城館跡の国史跡指定以来、阿波三好家の遺跡として評価されてきましたが、そもそもは阿波細川家の本拠地であったことを忘れてはなりません。今までの発掘調査において確認されている、細川氏の足跡を確認したいと思います。
パネルディスカッション 「中世細川氏の実像」
〔コーディネーター〕 須藤 茂樹 氏
〔パネラー〕 馬場 隆弘 氏、 長谷川 賢二 氏、 重見 博
開催場所 藍住町コミュニティセンター 町民シアター(藍住町合同庁舎4階)
受講料 無料 定員 250名 申込み等 不要
問い合わせ先 藍住町教育委員会事務局 рO88−637−3128
皆様お誘い合わせのうえぜひいらして下さい。
よろしくお願いします。
posted by 勝瑞遺跡公式 at 14:38|
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